診療科・部門のご案内

診療科・部門のご案内

緩和ケア内科

緩和ケアチーム

緩和ケアチームとは

 緩和ケアチームは、患者さんのからだとこころのつらさを和らげ、快適な生活を送ることができるように専門スタッフで対応する体制を整えています。また、患者さんのご家族の精神的サポートもしています。

メンバー構成

医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・リハビリ専門職・医療ソーシャルワーカー・公認心理師・歯科衛生士

緩和ケアチームメンバーの役割

身体担当医師痛み、吐き気、息苦しさなどのつらい身体症状を和らげる方法を考えます。
精神担当医師心のつらさを和らげるための、カウンセリング、薬の処方をします。
看護師緩和ケアに関する専門的な知識を持つ専門看護師や認定看護師がサポートします。
薬剤師痛みなどの症状をやわらげるための薬についての説明やアドバイスをします。
薬剤師からのアドバイスはこちら
管理栄養士食べやすい食事の調整などを通して栄養サポートを行います。
栄養・食事のサポートについて
リハビリ専門員からだの機能や生活能力の維持、改善を目指します。
リハビリの詳細はこちら
メディカルソーシャルワーカー金銭面や介護保険などの社会制度に関する相談に対応します。
公認心理師不安などのこころのつらさへのサポートをします。
歯科衛生士治療に伴う口腔トラブルへのサポートをします。
歯科衛生士の役割について

介入実績

医療用麻薬使用量

※緩和ケア介入患者のみではありません

モルヒネ換算したオピオイド使用量推移(g)
  2021年度  2022年度  2023年度
モルヒネ内服薬 101112109
外用薬 212
注射薬 174541
オキシコドン  内服薬  403343279
注射薬 483177
フェンタニル内服薬 894151
外用薬 2,4121,9512,070
注射薬 648791706
合計3,8773,3243,295

※国際麻薬統制委員会(INCB)・統計のために定義された1日投与量(オキシコドン75mg=フェンタニル0.6mg=モルヒネ100mg)で換算

緩和ケアチーム介入患者数
2020年度2021年度2022年度2023年度
介入患者数         1394083
緩和ケアチーム介入患者のうち栄養介入を行った患者数
2020年度2021年度2022年度2023年度
管理栄養士介入患者92318
緩和ケア(診療加算)対象患者12113336
介入割合(%)757050

※2020年6月から緩和ケア診療加算、2021年6月から個別栄養食事管理加算算定開始

がんリハビリテーション実施単位数(単位)
2023年度
理学療法5666
作業療法274
言語聴覚療法        288

※病院全体数

療法別にみたがんリハビリテーション単位数の割合(%)
2023年度
理学療法18.0
作業療法2.7
言語聴覚療法        6.1
全体15.8

※病院全体数

緩和ケアチーム介入患者における口腔ケア介入数
2022年度2023年度
合計            85
緩和スクリーニング実施状況(入院)
2021年度2022年度2023年度
緩和スクリーニング(STAS-J)7,5467,0355,932
新緩和スクリーニング(IPOS)793
生活のしやすさ質問票7197

※2024年2月より新スクリーニングへ移行
※STAS-J、IPOS:スクリーニングの種類
※スクリーニングで苦痛が強い場合に生活のしやすさ質問票を使用