病棟のご案内
部屋について
病室は、個室的4床室を基本としています。患者さんの生活の質に十分配慮し、良好な療養環境を提供します。
個室(有料)も用意してございますので、ご希望の方は、看護師にお申し出ください。
なお、満床により、ご希望に添えない場合もありますので、ご了承ください。
また、診療費のお支払いが滞っている方、もしくは生活保護受給者の方には、個室の入室をお断りすることがありますので、ご了承ください。
個室使用料
- 個室を使用された方は、室料として1日につき下記の料金が加算されます。
- 1日目の午後入院し、2日目の午前退院する場合は、2日分の室料となります。
- 部屋によって、若干仕様が異なる場合があります。
種類 | 設備 | 料金(税込) |
---|---|---|
特別室A | バス、トイレ、応接セット、テレビ、冷蔵庫、電話 | 22,000円 |
特別室B | バス、トイレ、テレビ、冷蔵庫 | 13,200円 |
個室 | シャワー、トイレ | 6,600円 |
特別室A



特別室B


個室


4床室

食事について
- 食事は、医療の一環として患者さんの栄養状態を評価し、お一人おひとりに適した栄養管理計画を作成し、提供しています。
- 「食事について説明して欲しい」、「アレルギーで食べられない」、「固くて食べられない」など、食事に関して不安なことがあれば看護師にお申し出ください。管理栄養士が病室におうかがいします。
- 特別治療食を食べておられる患者さんや、食事がすすまない患者さんなどで、食事療法について相談や説明をご希望される方(ご家族の方を含む)は、看護師にお申し出ください。管理栄養士による栄養相談を行ないます。
- 毎回の食事についてくる食事カード(食札)には、患者さんのお名前などが載っています。手元にお取りくださるか、不要の場合は裏返しにして、お膳とともにお返しください。
- 食費について
食事療養費のうち患者負担額を請求させていただきます。外出や退院などで食事が不要の場合は、早めにお申し出ください。特にお申し出がない場合は、外出・退院時刻により規定の時刻で食事をお止めします。
時刻を過ぎてのお申し出や、食事の用意ができた後、患者さんのご都合でキャンセルされた場合は、通常どおり患者負担分をいただくことになりますので、ご了承ください。
外出・外泊について
入院中の外出や外泊は、医師の許可が必要です。所定の手続き(患者外出・外泊許可願い)がありますので、あらかじめ看護師にお申し出ください。病衣での外出・外泊はご遠慮ください。
薬について
- 薬の飲み方については、薬剤師・看護師がご説明します。ご不明な点やご質問がありましたら遠慮なくおたずねください。
- 入院中に医師の指示や許可なく、他の病院・医院での薬の処方(内服薬・目薬・軟膏・湿布など)を受けることはできません。
- 当院からお出しする以外の薬の服用をご希望される方は、看護師にお申し出ください。
リハビリテーションについて
- 患者さんの身体機能・認知機能に応じて、医師の指示のもとリハビリテーション治療を実施します。
- 医師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師が協力して患者さんの身体機能・認知機能の改善を図ります。
- リハビリテーション治療の開始にあわせてシューズをご持参ください。
その他のご案内とお願い
入浴・シャワーについて
看護師にご相談ください。
コインランドリーについて
4〜10階にありますのでご利用ください。(午前6時~午後9時)
駐車場について
入院患者さんの駐車場利用は、原則ご遠慮いただいておりますが、駐車場利用が認められた場合は、駐車届(入院用)を提出の上、入院患者さん用駐車位置に駐車をお願いします。
皆様の声(提案箱)について
患者さんからのご意見をいただくために、提案箱を設置しています。皆様からの貴重なご意見をいただき、療養環境の向上に努めたいと思いますので、お気づきの点がありましたら、ご意見をお寄せください。(皆様の声(提案箱)は、1階の総合案内付近横、救急科横および5階~10階の談話室などに設置してあります。)
急性期病院としてのお願い
- 救急患者さんや重症患者さんの治療のために、病状が安定してきましたら、お部屋や病棟をかわっていただくことがありますのでご協力をお願いします。
- 患者さんの病状によっては、専門病棟以外の病棟に入院していただく場合がありますが、主治医は同じです。ご心配なことがありましたら看護師にお申し出ください。
- 患者さんの病状が回復に向かい、安定してきた場合には、早期の退院もしくは転院をお願いすることがありますのでご協力をお願いします。
- 患者さんの緊急事態に24時間対応するために、夜間でも一斉に緊急放送を行うことがあります。ご迷惑をおかけしますが、ご理解をお願いします。
- ハイケアユニットなど集中治療を行う病室では、病状確認のためのカメラを設置しています。これは、患者さんの病状急変に備え、看護体制の補強を目的とするものですので、ご理解をお願いします。
付き添いについて
- 看護師は、24時間を交替で勤務しています。そのため付き添いは、原則として必要ありません。
ただし、病状、その他の事情でご家族の方が付き添いをご希望される場合は、医師の許可が必要となります。ご希望の方は、「家族付き添い許可願い書」をお渡ししますので看護師にご提出ください。(1週間毎に申請が必要です)
許可された付き添い以外の方は、病室に泊まることはできません。 - 付き添いの方のお食事は、病院から出ません。2階の売店(コンビニ)やレストランなどをご利用ください。
- 寝具や簡易ベッドは、貸し出し(有料)できますので看護師へお申し出ください。
入院中のルール
- 入院中の外出や外泊は、医師の許可及び届出が必要です。あらかじめ看護師にお申し出ください。
- 病院内での飲酒、喫煙(電子タバコ含む)及び賭けごとは禁止しています。
- 他の患者さんや職員のプライバシーおよび個人情報を保護するため、病院内での写真撮影(動画含む)や録音は、原則禁止しています。
※許可された撮影等は除きます。 - 病院施設、設備などを破損したり、汚したりしないようにご注意ください。
- 病院内では、暴力暴言など他の患者さんに迷惑をかけないようにお願いします。
「病院敷地内全域禁煙」について
当院では、患者さんの健康をサポートすべき医療施設として、建物内・屋上庭園(5階)・駐車場などを含め、敷地内の全域を禁煙(電子タバコを含む)としております。禁煙を守っていただけない患者さんには、不本意ではありますが退院していただく場合もあります。
携帯電話・スマートフォンの利用について
共用スペースならびに病棟個室では、通話も含めてご使用いただけますが、診察室、病棟大部屋では、使用を制限させていただいております。また、集中治療病棟(ICU、HCU、ECU、GCU、NICU)では持ち込みを禁止しております。各エリアに携帯電話の使用についての表示を
行なっておりますので、これに従いご利用いただきますようお願いします。
消灯時間について
消灯時間は、午後9時30分となっています。
消灯時間を過ぎてから食堂・談話コーナー、デイコーナーでの談話、テレビのご利用などは原則できません。
ラジオ・テレビの視聴について
個室以外で、ラジオ・テレビを視聴される場合は、イヤホンをご使用ください。消灯時間後の利用はご遠慮ください。
イヤホンは院内のコンビニ・共済会ドラッグストア・自動販売機(1階)で販売しております
家族控室について
重篤な患者さん、集中治療室に入院された患者さんなど、医師の指示のあったご家族用に家族控室があります。
公衆無線LAN(フリーWi-Fi)の利用について
1階、2階の共用スペース、および5階〜10階の食堂・談話コーナーでスマートフォンなどの電話番号、メールアドレスを使用して、ご利用になれます。
病室内ではご利用できません。
お見舞のご案内について
お見舞の方に案内をしてほしくない場合「見舞客お断り(案内しない)依頼書」を提出していただきますので、看護師にお申し出ください。
医療安全について
当院では、入院中、患者さんに安心して治療、看護を受けていただけるよう日々職員一同努めています。また、患者さんに安全な医療を受けていただくために、患者さんご自身にも治療に参加していただきたいと考えています。
1)リストバンドについて
患者さんの誤認を防止するために、当院では、入院時、患者さんのお名前を書いたリストバンドを装着させていただいています。リストバンドのお名前、生年月日、性別を読んで間違いがないことをご確認ください。患者さん自身での確認が困難な場合は、ご家族の方がご確認ください。
- 点滴および注射、採血、配薬、手術、検査、処置などで本人確認が必要な場合は、リストバンドのお名前を見せてください。また、点滴および注射、採血、配薬の際、点滴ボトル、採血容器、薬袋のお名前を患者さんご自身も職員と一緒に声を出して読んでご確認ください。
2)お名前の確認依頼について
診察や処置、検査の際、患者さんのお名前を確認します。そのときはご自分のお名前をフルネーム(姓名)で名乗ってください。
入院中、患者さんの間違いを防止するため何度もお名前をおたずねすることがありますが、ご協力をお願いします。
3)患者さんへの処置・検査・手術・注射などの説明について
処置・検査・手術・注射などを行う場合は、必ず説明を行なっていますが、説明が不十分な場合やわからないときは、遠慮なく医師、看護師にお申し出ください。
4)転倒やベッドからの転落予防について
- ベッドの上に立ち上がったり、ベッドから身を乗り出して、床頭台のものをとったりしますと、身体のバランスを崩して転落することがありますのでおやめください。
- 転落予防のため、ベッドにベッド柵を取り付けています。
- 履物は、滑りにくい履き慣れたものをご使用ください。
5)非常の場合の避難誘導について
- 火災、その他災害の場合は、職員の誘導に従って落ち着いて避難してください。
- 入院時、担当看護師等から非常口の説明がありますので、十分確認しておいてください。
入院診療と看護について
入院診療について
担当医師(主治医・担当医)について
担当医師は、入院時にお知らせします。患者さんの権利を尊重し、安全で質の高い医療を提供するため、多職種(看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、医療ソーシャルワーカーなど)協働で診療にあたります。
また、患者さんの診療の方針は、担当医師の開催するカンファレンスで討議、決定し、診療が円滑に行われるようにします。
- 担当医師は、原則として、平日は毎日回診を行います。不在の場合は、代行の医師が診察します。
- 担当医師と看護師は、入院診療計画書を用いて治療・検査・看護についてご説明します。説明後、同意いただける場合、計画書に署名をお願いします。
他の病院・医院への紹介について
急性期での検査や治療を終えられ、病状が安定したら、安心して生活の場へ戻っていただけるようチーム(院内、院外)で転院(退院)のお手伝いをさせていただいています。
患者さんの病状や経過に関する電話でのお問い合わせに対して
入院中(あるいは退院後)の患者さんについて電話でお答えすることはできません。
病状や経過は、大切な個人情報です。電話では、患者さんご本人の確認をさせていただくことが難しく、個人情報保護の観点から病状・経過についてのお問い合わせにはお答えしていません。
看護について
受け持ち看護師については、入院時にお知らせします。
看護師は、入院中のことや退院後の生活、患者さんのお困りごとについて、患者さんやご家族のご意見やご希望をうかがい、解決方法をご相談しながら、援助します。また、専門スタッフを交えた相談も行っています。ご意見やご希望は、いつでもご遠慮なく看護師にお申し出ください。
当院の一般病棟では、患者さん7名に対し看護師1名の比率で看護師を配置しています。
配置された看護師の人数で、夜勤や昼間の交替勤務を行っており、各勤務、看護ケアの必要に応じた看護師の勤務者数となっております(24時間を通して患者さん7名に対して看護師1名が勤務しているということではありません)。
- 看護師は、2~3のチームに分かれ、1名の看護師が数名の患者さんを担当します。受け持ち看護師が、夜勤や休日で患者さんを担当できない場合は、それぞれのチームの看護師が担当します。入院生活についての相談は、看護師にお申し出ください。
- 夜間、患者さんの安全を守るために、時間毎にお部屋を巡回しています。不安なことや気になることがありましたら、遠慮なくお知らせください。お部屋にうかがいます。