診療科・部門のご案内

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産科

当院はMFICU(母体胎児集中治療室)6床を有する総合周産期母子医療センターとして、2006年に認定を受けています。切迫早産、多胎、前置胎盤、常位胎盤早期剥離、妊娠高血圧症候群、産褥出血などの産科疾患、糖尿病や子宮筋腫などの母体合併症妊娠、胎児疾患などのハイリスク妊娠、分娩を中心に日々診療にあたっています。また年間100件以上の緊急母体搬送も受け入れ、石川県の周産期医療の中核を担っています。

2018年1月の新病院移転後は、帝王切開専用手術室が、分娩室の真横に設置され、ほとんどの症例で手術決定から児の娩出まで30分以内での超緊急帝王切開が可能となっています。またVBAC(帝王切開後の経腟分娩)、骨盤医外回転、双胎経腟分娩、硬膜外誘発分娩などの帝王切開を減らす取り組みも積極的に行なっています。

診療方針

ハイリスク妊娠、分娩については、学会ガイドラインに沿いエビデンスに基づいた周産期管理を目指しています。
正常妊娠、分娩においては不必要な介入を減らすことも重要と考えています。また当院は赤ちゃんにやさしい病院(BFH)に認定されており、母乳育児を推進しています。