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遺伝診療科
NIPT(新型出生前診断)について
2022年7月より当院は日本医学会よりNIPTを実施する医療機関として認定されました。NIPTは,お母さんの血液から赤ちゃんが染色体疾患の可能性があるかどうか調べる検査です。NIPT受験時期は,妊娠9週から妊娠15週までの間としています。21トリソミー症候群(ダウン症候群),18トリソミー症候群,13トリソミー症候群の3つの疾患に限定されます。また、非確定的検査であるために陽性であっても確定診断には羊水検査を行う必要があります。
対象となる方は,以下の方となっています。
・高齢出産の方
・出生前検査(母体血清マーカー検査)や妊娠経過(胎児超音波検査)で染色体疾患の可能性を指摘された方
・染色体数的異常を有する児を妊娠した既往のある方
・両親のいずれかが均衡型転座やロバートソン型転座を有していて胎児が13トリソミーまたは21トリソミーとなる可能性が示唆される方
*上記対象に該当せず,強い不安などある場合はご相談ください。
自費診療による検査になるために,遺伝カウンセリング込みで費用は約22万円(税込)かかります。
検査の流れに関してはフローチャートをご確認ください。
院外の方の受診には紹介状が必要となります。来院時は本人と原則として夫やパートナーと来院してください。
その他NIPTに関してご相談があれば遺伝科までご連絡ください。
その他の遺伝性疾患にも対応します。詳細は,現在受診している医師を通して当院患者総合支援センターまでご相談ください。