診療科・部門のご案内

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皮膚科

診療内容

 皮膚科は、毎年延べ約2万2千人の外来および入院の患者さんを診察しています。一般的な湿疹・皮膚炎群(アトピー性皮膚炎、高齢者の皮脂欠乏性湿疹、手の湿疹、植物かぶれなど)、蕁麻疹、薬疹、皮膚感染症(水虫、にきび、帯状疱疹など)の患者が多いのですが、いくつかの皮膚科医で治療したけれども軽快がみられなかったり、かゆみや皮膚症状を長期間繰り返す重症例が多いのが特徴です。

 また、尋常性乾癬や掌蹠膿疱症などの慢性疾患や難治性の円形脱毛症、さらに皮膚血管炎(下肢に皮膚潰瘍ができる病気)、全身に水ぶくれができる水疱症、皮膚ガンの患者が他施設より多いのがもうひとつの特徴で、最新の情報と治療を提供して、毎日の診療にあたるように心がけています。

 さらに、皮膚のアレルギー検査に力を注いでいます。かぶれの原因や薬剤アレルギー、金属アレルギーの有無を調べるために、種々のパッチテストを行っています。アレルギーの多彩さと怖さを多くの方々に知ってもらいたいと思います。