診療科・部門のご案内

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医療技術部 臨床工学室

透析室での仕事

透析室では、物品の準備・穿刺・開始・返血操作・抜針までを看護師とともに行い、透析監視装置や機械室などの日常点検、定期点検(オーバーホールを含む)は臨床工学技士が行っております。
その他、透析監視システムの管理も行っており日々の透析治療がより安全で円滑に行えるように常に管理しています。
また、血液透析だけでなく、血漿交換療法や血球成分除去療法などの特殊血液浄化療法も行っています。

透析室の機械・設備の紹介

当院では、23台の多人数用透析監視装置DCS-100NX(日機装社製)(オンラインHDF対応5台)、2台の個人用透析監視装置DBG-03、DBB-100NXを用いて透析治療を行っています。
透析監視システムはFuture Net Web+(日機装社製)を採用しています。機械室では透析液溶解装置DAD-50NX、供給装置DAB-NX、水処理装置DRO-NXを使用しています。
血液浄化装置の消毒はクエン酸熱水消毒を採用しています。クエン酸熱水消毒は、酢酸消毒よりも清浄度のより高い洗浄を行うことができ、安全に透析液を供給することができます。

透析液溶解装置(DAD-50NX)

透析液供給装置(DAB-NX)

水処理装置(DRO-NX)

透析監視装置(多人数用)DCS-100NX

透析監視装置(個人用)DBB-100NX

透析監視装置(個人用)DBG-03

多用途血液浄化装置(TR-55X)

多用途血液浄化装置(KM-9000)

血液成分分離装置(COM.TEC)

特殊血液浄化実績
  2017年度 2018年度 2019年度
単純血漿交換療法(PE) 36 18 26
二重膜濾過血漿交換療法(DFPP) 18 33 14
免疫吸着療法(PP) 0 4 17
ビリルビン吸着療法 8 1 0
LDL吸着療法 7 0 0
顆粒球吸着療法(GCAP) 0 28 29
白血球除去療法(LCAP) 1 0 10
腹水濾過濃縮再静注法(CART) 38 57 37
末梢血幹細胞採取(PBSCH) 11 27 21
骨髄濃縮(BMP) 4 9 2