診療科・部門のご案内

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医療技術部 検査室

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生理検査室の御案内

受付場所:2F 21 生理検査受付
     1F 1C 女性外来受付(乳腺超音波検査のみ)※1
受付時間:平日 8:30~17:15

※1:2F 21 生理検査受付にて実施する乳腺超音波検査もあります。
※2:検査所要時間に待ち時間は含まれていません。

検査項目 検査所要時間※2 検査の概要 注意事項
心電図 12誘導心電図 5-10分 手首、足首、胸部に電極をつけます。
不整脈や心臓の筋肉に異常がないかを調べます。
両手首、両足首、胸部を露出しやすい服装
負荷心電図 15分 手首、足首、胸部に電極をつけます。
段差を昇降し、心臓に軽く負荷をかけて心臓の予備能力を調べます。
両手首、両足首、胸部を露出しやすい服装
加算平均心電図 30-60分 胸部、背部に電極をつけて心電図波形の合計と平均を交互に繰り返し、通常の心電図では記録できないとても小さな信号を記録します。 胸部を露出しやすい服装
ホルター心電図(24時間、

2~7日間)

15分 携帯用の小型心電計を装着し長時間の心電図を記録します。血圧計付や血中酸素飽和度計、12誘導心電図を計測できるものもあります。  
超音波

観察する部位にゼリーを塗り、超音波を用いて診断する検査
甲状腺 15-30分 甲状腺の形態や腫瘤、血流を観察します。 頚部を露出しやすい服装
乳腺 15-30分 乳腺の状態や腫瘤の性状を観察します。 上半身裸で検査します。
腹部 30分 肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓、大血管等の様子を観察します。 検査4時間前より要絶食、空腹で検査します。
小児精巣 10分 精巣の大きさ、位置、内部の様子を観察します。  
関節 30分 関節の炎症や状態を観察します。  
アキレス腱 10分 アキレス腱の太さや性状を観察します。  
心臓 30分 心臓の動きや大きさ、壁の厚さ、弁の状態、血液の流れを観察します。 上半身裸で検査します。
経食道 60分 胃カメラのように口から食道に超音波内視鏡を入れ、心臓を食道から観察します。食道は心臓のすぐ後ろにあるため肺や骨などに邪魔されず、鮮明な画像が得られます。 医師が実施します。
検査4時間前より要絶食です。
頸動脈 30分 首の動脈の動脈硬化や血管の様子を観察します。 頸部を露出しやすい服装
下肢静脈 30分 下肢の静脈の血管に血栓(血のかたまり)や炎症がないか、静脈瘤がないかを観察します。 下半身は下着のみで検査します。脱衣しやすい服装
下肢動脈 60分 下肢の動脈の血管の動脈硬化や血栓(血のかたまり)の有無、血液の流れを観察します。 下半身は下着のみで検査します。脱衣しやすい服装
AVシャント 30-60分 シャンのト血流量や血管の性状を観察します。
シャント作製前は上肢の動脈と静脈の走行、血管径、性状を観察します。
上肢が露出しやすい服装
腎動脈 30分 腹部大動脈、腎動脈の血流速度や血管の様子、両側の腎臓を観察します。 検査4時間前より要絶食、空腹で検査します。
胎児 30分 胎児の大きさ、向き、先天的な形態異常、胎盤や羊水、臍帯の観察をします。  
末梢循環機能検査 ABI(足関節/上腕血圧比) 15分 足首と上腕の血圧比を測定することにより、動脈硬化の程度を評価します。  
SPP(皮膚灌流圧) 30分 皮膚の小さな血管の血液の流れをみる検査です。動脈硬化が起きると血液の流れが悪くなります。  
運動負荷試験 トレッドミル 60分 心電図、血圧をモニターしながら、ベルトコンベアの上を歩きます。ベルトコンベアは傾斜をつけながら徐々に早くなり、心臓に負荷をかけることで安静時には分からない狭心症や不整脈の評価をします。 専門医が実施します。
運動しやすい服装
エルゴメーター 60分 心電図、血圧をモニターしながら、固定式自転車でペダルの重さを徐々に変化させて心臓に負荷をかけます。安静時にはわからない狭心症や不整脈の評価をします。 専門医が実施します。
運動しやすい服装
CPX(心肺運動負荷試験) 60分 心電図、血圧、呼気ガスを測定しながら固定式自転車をこぐことで、心臓・肺・運動に使われる筋肉の総合的な機能から患者さんの体力を評価します。 主治医が実施します。
理学療法士も立ち会います。
運動しやすい服装
呼吸機能検査 VC(肺気量分画測定) 10分 肺活量を測定する検査です。最大限に空気を吸ったり吐いたりして肺活量を測定します。  
FVC(フローボリュームカーブ) 10分 息を精一杯勢いよく吐いた時のスピードと量を測定します。どのくらいの速さで吐き出せるかを測定して、気道・気管支の通りやすさをみます。  
FRC(機能的残気量) 15分 息を最大に吐き出しても肺の中に残っている空気の量を測定します。鼻をつまんで、3~4分安静口呼吸を続けて測定します。  
DLco(肺拡散能) 15分 肺の酸素と二酸化炭素のガス交換を行う能力を測定します。息を限界まで吸い、10秒間息を止めた後、一気に吐き出して検査します。  
CV(クロージングボリューム) 15分 肺全体に空気が送り込まれているか、末梢の気道閉塞の程度を調べる検査です。ゆっくりと最大限まで息を吸い、ゆっくりと一定の速さで息を吐いて検査します。  
可逆性試験(FVC×2回) 50分 気管支喘息の診断と治療効果をみる検査です。気管支拡張剤の吸入前後でFVC(フローボリュームカーブ)や呼吸抵抗を測定します。  
NOガス分析 10分 吐いた息に含まれる一酸化窒素(NO)の濃度を測定して、気道の炎症の状態を評価します。息を十分に吐ききってからマウスピースをくわえ息を吸います。その後一定のスピードで10秒間息を吐いて測定します。  
呼吸抵抗 10-40分 空気の振動に対してどの程度抵抗値があるか、気道の空気の通りにくさを計測します。鼻をつまんで、安静口呼吸を繰り返します。  
6分間歩行試験 30分 6分間、平地を歩くことによって心肺機能が日常生活の労作にどの程度障害があるかを評価します。6分間歩きながら、血中の酸素飽和度、歩行距離、その時の息切れをどのように感じるかを測定します。  
メサコリン 60分 気管支の敏感さを調べる検査です。気管支に刺激のある薬を薄い濃度から徐々に濃い濃度にしながら噴霧し、その都度FVC(フローボリュームカーブ)を測定します。 前日夜から服薬を中止してください。
専門医が実施します。
脳波 脳波 60分 脳の活動によって生じる微弱な電気信号を記録します。頭部にたくさんの電極を装着して検査します。 整髪料、ヘアオイル等は控えてください。
脳波(睡眠) 90-120分 覚醒時から睡眠中の脳波を頭部にたくさんの電極を装着して測定します。 睡眠導入剤を服薬する場合もあります。
寝不足で来院してください。
大脳誘発電位検査 ABR(聴性脳幹反応検査) 30-120分 音が聞こえているか、どのくらいの大きさの音まで聞こえているか耳から脳までの神経回路を検査します。おでこと耳に電極を装着しヘッドホンから音が聞こえた時の脳内の微弱な電気信号を記録します。 睡眠導入剤服薬使用する場合もあり。
皮質SEP(体性感覚誘発電位)、SSEP(短潜時体性感覚誘発電位) 60-90分 手足の神経を刺激した時の脊髄・脳に至るまで反応を調べます。頭やおでこ、頚部、腰椎などに電極を装着して、手・足に弱い電気刺激することによって誘発される脳内の微弱な電気信号を記録します。  
VEP(視覚誘発電位) 90分 眼が見えているか、視神経から脳までの神経回路を検査します。頭部に電極を装着し、モニター画面を見ることによって誘発される脳内の微弱な電気信号を記録します。  
神経伝導検査 運動神経(正中、尺骨、橈骨、脛骨、腓骨) 各15分 手足の末梢運動神経が正常に機能しているか調べます。皮膚の上から運動神経を弱い電気で刺激し、刺激の伝わる速さを測定します。 検査部位が露出しやすい服装
感覚神経(正中、尺骨、橈骨、腓骨) 各15分 手足の末梢感覚神経が正常に機能しているか調べます。皮膚の上から感覚神経を弱い電気で刺激し、刺激の伝わる速さを測定します。 検査部位が露出しやすい服装
顔面運動神経 20分 顔面の神経が正常に機能しているか調べます。皮膚の上から顔面神経を弱い電気で刺激し、筋電図を記録します。  
瞬目反射 20分 突発的な刺激で反射的にまぶたを閉じる反応が正常に機能しているか調べます。  
自律神経機能検査 30分 自律神経のバランスを検査します。寝ている時と立っている時の血圧、心拍数、心電図を測定します。  
ヘッドアップティルト試験 90分 自律神経のバランスを検査します。寝ている時と立っている時の血圧、心拍数、心電図を測定します。立っている時に薬剤を投与し負荷をかけて測定する場合もあります。 専門医が立ち会います。
CPT(電流知覚閾値検査) 三叉神経、正中神経、腓骨神経 20分 電気刺激による知覚を数値で表す検査です。足の親指、手の人差し指、おでこに電極をつけで弱い電気刺激を流して検査します。  
持続グルコースモニタ FGM 15分 皮下に刺した細いセンサーにより、皮下のブドウ糖を持続的に測定することによって血糖変動の傾向を記録します。1~14日間装着します。 装着してレントゲンやMRI等の検査はできません。
術中モニタリング検査 ABR、NCV、MEP、SEP、NIM 終日 脳の手術をする際に、ABRやNCV、MEP、SEP、NIMなどを検査し、手術中の神経の状態を観察します。 手術室にて行います。
新生児聴覚検査(スクリーニング) 15-30分 生まれて間もない赤ちゃんの耳の聞こえ方を検査します。赤ちゃんが眠っている間におでこ、肩、首のうしろに電極をつけ、耳から小さな音を聞かせて、反応を測定します。 病棟で熟睡時に実施します。
電気眼振図 30分 左右の目の横とおでこに電極をつけて、耳に少量の冷水を入れ、めまいを誘発し、その時の眼球の動きを記録します。脳や内耳のどこの障害でめまいが起きているかを調べます。 主治医が実施します。