診療科・部門のご案内

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医療技術部 検査室

認定検査技師について

検査を担当する臨床検査技師は、日常検査の経験と学会や研修会での研鑽を重ね、次のような各種認定資格を取得しており安心して検査をうけていただけるよう努めています。

細胞検査士(国内・国際) 6名
超音波検査士(循環器領域・体表臓器領域・血管領域・健診領域) 6名
血管診療技師 4名
認定輸血検査技師 2名
認定血液検査技師 1名
糖尿病療養指導士 4名
認定病理検査技師 5名
認定一般検査技師 1名
認定心電検査技師 2名
認定臨床微生物検査技師 1名
緊急臨床検査士 15名
一般 毒物劇物取扱者 4名
特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者 5名
有機溶剤作業主任者 5名
心臓リハビリテーション指導士 1名
二級臨床検査士 7名
医療情報技師 2名
遺伝子分析科学認定士 1名
細胞治療認定管理師 1名
医療安全管理者 1名
2024年4月現在

100%の認定資格取得を目標としています。

施設認定
ISO15189認定施設
日本臨床衛生検査技師会精度保障認定施設
日本輸血細胞治療学会 I&A認証施設
日本臨床細胞学会認定施設
細胞検査士(日本細胞臨床学会・国際細胞学会認定)

ヒトの体は細胞からできています。ヒトから採取された細胞を色々な方法で染色し、顕微鏡でがん細胞(悪性細胞)を探し出す検査を細胞診といいます。細胞検査士はたくさんの細胞を顕微鏡下で良性細胞と悪性細胞に分けます。
がん細胞と疑われたものについては最終的に専門医師が診断をします。
顕微鏡と向き合う毎日です。

超音波検査士(社団法人日本超音波医学会認定)

超音波検査は一般的にエコーと呼ばれ、痛みも副作用もない安全な検査です。妊婦検診で赤ちゃんの動きや発育を見るために行われたりしており、ご存知の方も多いと思います。腹部、心臓、血管などを超音波で検査し、画像で診断します。この検査を行うには超音波の原理などの知識と超音波装置を扱う技術の習得、そしてたくさんの経験が必要です。

認定輸血検査技師(日本輸血・細胞治療学会認定)

輸血は赤血球や血小板などが不足した場合や機能が低下したときに必要なものを補充する、広い意味で移植の一種です。しかし輸血には時に副作用や合併症などのリスクが伴います。安全で適切な輸血を行うために輸血に関する検査、血液製剤の管理などをおこなっています。

認定血液検査技師(日本検査血液学会認定)

ここでいう血液検査は、赤血球・白血球・血小板の数を測定する血球数算定、顕微鏡による形態観察、止血に関する検査などがあります。白血病のような血液疾患が疑われた場合、その診断に必要な検査と治療の効果を判定するための検査を行います。検査結果に異常が見られた場合は、血液が正常に造られているかどうかを骨の中の骨髄液を採取し検査することがあります。

認定一般検査技師(社団法人日本臨床衛生検査技師会認定)

尿検査を筆頭に糞便、髄液、胸水、関節液など体液を検査しています。例えば尿検査なら糖、潜血、タンパクなどを検査し腎臓や泌尿器の疾患があるか、便検査では消化管の出血や寄生虫感染の有無を調べています。身近な検査の一つです。

緊急臨床検査士(日本臨床検査同学院認定)

緊急時に欠かすことのできない検査(尿、血液、心電図、輸血、微生物など)を実施するために心要な基本的知識、手技(検査に用いる機器、試薬、検査キットなど)、を幅広く有しています。