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医療技術部 放射線室
放射線検査による被ばく
放射線室で受ける検査の被ばくについて
放射線室で受ける検査は、放射線(X線など)を使っています。(ただしMR検査は強い磁場と電波を使っているので放射線は使っていません。)
放射線を使うことにより、検査を受けると被ばくします。
当院の放射線部門は2019年3月に「画像診断管理認証施設」に認定されています。
より安全に質の高い医療を提供するため、適切な画像情報の管理、プロトコル管理及び被ばく線量管理などを実施している 施設に認定されるものです。
「被ばく」と聞くととてもマイナスなイメージを受けますが、安心して検査を受けて頂くための説明です。
- 検査を受けることによる被ばくよりも、検査を受けることにより病気や異常を知って、治療に必要な情報を得ることによる利益が大きいと判断した場合に検査をします。
- 検査で受ける被ばくは、健康に影響が出ると言われる量よりははるかに少ない量です。
100ミリシーベルト以上の被ばくで、健康に影響が出る危険が高まると言われています。
一般に胸部写真で約0.05ミリシーベルト
胸部のCT検査で造影剤を使用しない時は約10ミリシーベルト です。
ミリシーベルトとは「放射線による影響」をあらわす単位ですが、検査で被ばくする度合いは病院や装置、検査方法で変わってきます。
- 当院では、全ての検査において、出来るだけ少ない放射線で、診断に必要な画像を得られるように検討し、管理をしています。
- 小さなお子様や、成人でも体格によって必要な放射線の量を考慮して検査を行っています。
- 参考までに放射線による被ばくと生活習慣病によるがんのリスク図です。
- 検査による被ばくなど、ご心配なことがありましたらスタッフにお問い合わせください。