診療科・部門・センター
婦人科

婦人科の紹介

新病院の外来ではこれまでの産婦人科から、産科が独立して4階に移動しました。婦人科はこれまで通り1階ですが、新たに女性と関わりが深い部門が女性専用外来としてひとつになり、婦人科外来はその中の一部門になりました。

診療内容・特徴

診療体制

  1. チーム医療を推進しています。
  2. 入院中および外来通院中の患者さんの診断・治療方針に関するカンファレンスを行い、診療内容の統一やレベルの向上を図っています。
  3. また、入院中は2人以上の医師がチーム制で診療にあたります。
  4. 合併症などのため、産婦人科以外の治療が必要な方には、総合病院の利点を生かし、専門家の応援を受けています。

スタッフについて

産科・婦人科は現在13人のスタッフで診療をおこなっています。
13人のうち、日本産科婦人科学会専門医9人(指導医3人)、産婦人科専攻医が4人です。

サブスペシャリティーとして、日本周産期新生児医学会周産期専門医(母体胎児専門医)が3人、日本婦人科腫瘍学会腫瘍専門医が2人、日本東洋医学会専門医が1人、日本産婦人科内視鏡学会技術認定医(腹腔鏡)が3人います。

また当院は臨床研修指定病院であり、初期研修医も1-2名、産婦人科常勤スタッフの指導のもと実地研修を行っていますので予めご了承ください。

婦人科腫瘍

当院では卵巣腫瘍や子宮筋腫などの良性腫瘍はもとより、子宮頸がん、子宮体がんなどの悪性腫瘍についても積極的に低侵襲手術な腹腔鏡下手術を行ってきました。また2019年よりロボット支援下の子宮体がん手術、子宮全摘術や骨盤臓器脱出術も開始しています。悪性腫瘍手術後の抗がん剤については、通院が可能な患者さんについては、専用外来治療室での通院治療をおすすめしています。2020年より数種類のがん遺伝子関連検査が保険適応になり当院でも可能となり、腫瘍専門医、遺伝専門医と協力して治療方針を検討しています。入院治療と同等かそれ以上の効果が期待できる外来通院での化学療法も行っています。

周産期管理

専門病医院と比べ、制限はありますが、合併症管理や、手術療法が必要な方の場合は、妊娠前から妊娠・分娩までを一貫してサポートします。

女性医学

当院は高度急性期病院に指定されており、子宮内膜症や更年期障害、月経不順など長期的なホルモン療法や慢性疾患における投薬は近くのクリニックをご紹介いたします。

不妊症

不妊症、不育症の検査や一般不妊治療も行っています。対外受精などの特殊不妊治療は現在休止しています。

医師紹介

科長・部長
水本 泰成(みずもと やすなり)
資格・所属学会等
日本産科婦人科学会 指導医・専門医
日本婦人科腫瘍学会 指導医・専門医
日本臨床細胞学会 専門医
日本周産期・新生児医学会 周産期専門医(母体・胎児)
臨床遺伝専門医制度委員会 専門医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
日本産科婦人科内視鏡学会 技術認定医(腹腔鏡)
石川県医師会 母体保護法指定医
日本産婦人科遺伝診療学会 認定医(周産期)
日本がん・生殖医療学会 認定がん生殖医療ナビゲーター
石川県災害小児周産期リエゾン

日本癌学会
日本遺伝カウンセリング学会
日本生殖医学会
日本胎盤学会
日本内視鏡外科学会
日本婦人科ロボット手術学会
日本産婦人科手術学会
総合母子医療センター副センター長
佐々木 博正(ささき ひろまさ)
資格・所属学会等
日本産科婦人科学会 指導医・専門医
日本産科婦人科内視鏡学会 技術認定医(腹腔鏡)
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
石川県医師会 母体保護法指定医
石川県災害小児周産期リエゾン

日本生殖医学会
日本婦人科腫瘍学会
日本産婦人科手術学会
日本癌治療学会
日本緩和医療学会
AAGL
ASRM
総合母子医療センター部長
平吹 信弥(ひらぶき しんや)
資格・所属学会等
日本周産期・新生児医学会 指導医・周産期専門医(母体・胎児)・評議員
日本産科婦人科学会 指導医・専門医
日本産科婦人科内視鏡学会 技術認定医(腹腔鏡)・技術審査委員 認定医
石川県医師会 母体保護法指定医 認定医
日本産婦人科遺伝診療学会 認定医(周産期)
石川県災害小児周産期リエゾン

日本産婦人科手術学会
日本婦人科ロボット手術学会
日本内視鏡外科学会
日本胎児心臓病学会
日本遺伝カウンセリング学会
日本婦人科腫瘍学会
医長
黒岩 征洋(くろいわ ゆきひろ)
資格・所属学会等
日本産婦人科学会 専門医
日本周産期・新生児医学会 専門医

日本産科婦人科内視鏡学会
医長
桑原 陽祐(くわはら ようすけ)
資格・所属学会等
日本産科婦人科学会 専門医
石川県災害小児周産期リエゾン

日本産科婦人科内視鏡学会
日本内視鏡外科学会
日本周産期・新生児医学会
日本婦人科腫瘍学会
日本婦人科ロボット手術学会
日本ロボット外科学会
医長
八代 憲司(やしろ けんじ)
資格・所属学会等
日本産科婦人科学会 専門医

日本周産期・新生児医学会
日本婦人科腫瘍学会
日本産科婦人科内視鏡学会
日本生殖医学会
医長
東 恭子(ひがし きょうこ)
資格・所属学会等
日本産科婦人科学会 専門医

日本産科婦人科学会
日本周産期・新生児医学会
医長
尾山 量子(おやま りょうこ)
資格・所属学会等
日本産科婦人科学会 専門医

日本周産期・新生児医学会
日本産科婦人科内視鏡学会
医員
碓井 愛(うすい あい)
資格・所属学会等
日本産科婦人科学会 専門医

日本産科婦人科学会
日本周産期・新生児医学会
日本産科婦人科内視鏡学会
医員
上野 洋誉(うえの ひろたか)
資格・所属学会等
産婦人科専攻医

日本産科婦人科学会
日本周産期・新生児医学会
医員
鈴木 香月(すずき かづき)
資格・所属学会等
産婦人科専攻医

日本産科婦人科学会
日本周産期・新生児医学会
専攻医
小鳥遊 明(たかなし あきら)
資格・所属学会等
産婦人科専攻医

日本産科婦人科学会
日本周産期・新生児医学会
日本産科婦人科内視鏡学会
日本婦人科腫瘍学会
日本内視鏡外科学会
日本超音波学会
日本臨床細胞学会
専攻医
平田 悠起(ひらた ゆき)
資格・所属学会等
産婦人科専攻医

日本産科婦人科学会
日本周産期・新生児医学会
専攻医
林 咲良(はやし さくら)
資格・所属学会等
産婦人科専攻医

日本産科婦人科学会

診療担当表

1階1Cブロック・女性専用外来
診察室月曜火曜水曜木曜金曜
午前1C-6
初診
水本ローテーションローテーションローテーションローテーション
1C-7
再診
平吹尾山黒岩水本桑原
1C-8
再診
八代平田碓井佐々木上野
休診
3月:27日(木)水本
4月:
代診
3月:
4月:
  • 学会出張などで外来担当医に変更のある場合は、事前に外来の掲示板でお知らせいたします。また、緊急手術など治療上の理由により、突然外来担当が一時的に変更となる場合があります。何卒、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
  • 予約以外の方は、その日の担当医の診察になります。

診療実績

2023年の診療実績(入院患者のみ)

疾病名総数
卵巣の悪性新生物<腫瘍>238名
子宮平滑筋腫197名
子宮体部の悪性新生物<腫瘍>173名
女性生殖器の性状不詳又は不明の新生物<腫瘍>127名
子宮頚(部)の異形成101名
子宮頚部の悪性新生物<腫瘍>77名
その他及び部位不明の女性生殖器の悪性新生物<腫瘍>67名
子宮内膜症45名
女性性器のポリープ37名
卵巣の良性新生物<腫瘍>30名
その他185名
合計1,277名

2022年の診療実績(入院患者のみ)

疾病名総数
子宮平滑筋腫213名
女性生殖器の性状不詳または不明の新生物145名
卵巣の悪性新生物135名
子宮体部の悪性新生物125名
子宮頚(部)の悪性新生物90名
子宮頚(部)の異形成74名
子宮内膜症42名
子宮外妊娠32名
その他および部位不明の女性生殖器の悪性新生物25名
女性性器のポリープ25名
その他176名
合計1,082名

2021年の診療実績(入院患者のみ)

疾病名総数
子宮平滑筋腫218名
女性生殖器の性状不詳または不明の新生物114名
卵巣の悪性新生物96名
子宮体部の悪性新生物90名
子宮頚(部)の異形成48名
子宮内膜症41名
子宮頚(部)の悪性新生物40名
女性性器のポリープ23名
子宮外妊娠23名
卵巣の良性新生物20名
その他152名
合計865名

2020年の診療実績(入院患者のみ)

疾病名総数
子宮平滑筋腫200名
卵巣の悪性新生物121名
子宮体部の悪性新生物109名
女性生殖器の性状不詳または不明の新生物103名
子宮頚(部)の異形成65名
子宮内膜症43名
子宮頚(部)の悪性新生物42名
子宮外妊娠26名
女性性器のポリープ23名
卵巣の良性新生物22名
その他153名
合計907名

2019年の診療実績(入院患者のみ)

疾病名総数
子宮平滑筋腫254名
卵巣の悪性新生物150名
女性生殖器の性状不詳または不明の新生物124名
子宮体部の悪性新生物120名
子宮頚(部)の悪性新生物70名
子宮頚(部)の異形成61名
子宮内膜症56名
卵巣の良性新生物30名
女性性器のポリープ29名
子宮外妊娠25名
その他146名
合計1,065名

2018年の診療実績(入院患者のみ)

疾病名総数
子宮平滑筋腫171名
卵巣の悪性新生物137名
子宮体部の悪性新生物136名
女性生殖器の性状不詳または不明の新生物100名
子宮頚(部)の悪性新生物88名
子宮頚(部)の異形成77名
子宮内膜症51名
その他および部位不明の女性生殖器の悪性新生物34名
子宮外妊娠30名
子宮その他の非炎症性障害、子宮頚(部)を除く24名
その他137名
合計985名

医療関係者の方へ

患者さんのご紹介について

患者さんをご紹介いただく際は、お手数ですが紹介状のご協力をお願いします。

  • 診療の予約・お問い合わせは、患者総合⽀援センターまでご連絡ください。
  • 患者さんには、紹介状・保険証・受給者証等をご持参のうえ、午前8時20分から11時20分の間に、紹介患者受付までお越しいただくようお伝えください。
  • 緊急対応が必要な患者さんの場合は、当院代表番号(076-237-8211)までご連絡ください。