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乳腺・内分泌外科
専門分野及び特徴
1. 内分泌疾患(乳腺・甲状腺) 責任者:吉野 裕司
乳がんの外科治療に乳房温存手術を行なっています。また温存手術に鏡視下手術を取りいれることで、手術術式の更なる改良を目指しています。乳房温存手術では、センチネルリンパ節を同定することで、腋のリンパ節切除の縮小に取り組んでいます。乳房切除術を希望する患者さんには、乳房再建手術も行なっています。
2. 積極的な治療にもかかわらず、がんの終末期を迎える患者さんがいます。このような患者さんの苦痛を緩和する処置はできるだけのことを行っています。当院には緩和ケアチームがあり、医師、看護師、薬剤師、栄養士、精神科医が多方面からサポートしています。
3. 手術後に患者さんが順調に回復するためには、十分な栄養管理、リハビリが必要です。当院には栄養サポートチームがあり、栄養摂取が困難な患者さんには総合的な治療を行っています。早期回復のために積極的なリハビリを行っています。
4. 当院は外科、消化器外科、乳腺外科の研修指定病院です。北陸のリーダーとして積極的に学会発表による情報発信をしています。次代を担う専門医の指導、育成にあたっています。
5. 臨床研修指定病院として学生から人気があり、多くの研修医が集まっています。また、金沢大学医学部の関連病院として、医学部学生の臨床指導も行なっています。他院からも手術見学者が訪れます。ご理解、ご協力をお願いします。
臨床研究
当科はその積極的な取り組みが評価され、厚生労働省の班会議をはじめとする多くの研究グループに属し、新しい抗がん剤治療、新しい治療法の開発に取り組んでいます。この臨床研究は患者さんの参加がなくては成り立たないものです。今後、同じ病気で治療を受ける患者さんたち(その中にはあなたの子供さん、お孫さんが含まれるかもしれません)のため、協力をお願いします。