初期臨床研修
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研修医からのメッセージ

上木 大雅(初期研修2年次)

 当院で研修して1年ほど経過しましたが、北陸で初期研修をするなら石川県立中央病院が一番だと思っています。それは恵まれた環境があり充実しているからです。
 当院には研修医室が備えられており、1年目研修医16人、2年目研修医16人の計32人で研修を行っています。研修医同士で交流する機会が多く、同期や先輩・後輩が心の支えになるだけでなく、診療で疑問に思ったことを議論したり、互いに経験したことを教えあい切磋琢磨する日々を過ごしています。
 研修医の人数が多いと手技や症例の奪い合いになるのではないかと疑問を持っているあなた。安心して下さい。基本的に各診療科へ同期間にローテする人数は1~2人程度で、チャンスを逃すことは少ないです。またスーパーローテーション方式で自分の意思通りに研修する診療科を選択できます。好奇心旺盛な研修医にとって、3年目以降の進路に合わせ興味ある分野や、進路として迷っている分野を調整できるのは非常に魅力的です。万が一手技や症例に恵まれないことがあっても再度その診療科をローテートすれば万事解決です。2年目になると多くの研修医が必修科目を終えているため、自分の志望科を中心にローテーション表を作成できます。
 各科の指導医は教育的な先生方に溢れており、多くの医学的なことの他、人生に関しても役立つ情報をくださるだけでなく、時には上司と部下、時には兄弟や親子の様に接してくださいます。病棟や外来、検査室、放射線室との関わりも多く、沢山の医療スタッフと人脈も作れます。人間関係においてはアットホームな病院と感じています。
 最後はなんといっても救急科当直です。初診の救急患者を診察するだけの様にも思えますが、緊急度の高い症例から珍しい症例など幅広い経験ができる上、外来でのコミュニケーション方法、正しい検査手技や医学的思考力、プレゼン力などを無駄なく鍛錬できる最高の場です。もちろん上級医からのフィードバックの時間もあり日々成長を実感できると思います。
 国家試験の勉強で日々大変な思いをしているかもしれませんが、たまには卒業後に自分が医師として働く姿を想像してみてください。皆さんはまだ白地のキャンバスでこれから努力次第で何色にも染まれます。ぜひその一筆目を石川県立中央病院から始めてみませんか。

篁 和哉(初期研修2年次)

 こんにちは。今回は私が実際に1年間、当院で初期研修をして特に魅力を感じたところを3つほど紹介します。
 1つ目はほぼすべての診療科が揃っており、どの科の先生方も非常に熱心に指導してくださるので、興味のあるどの科でも充実した研修をすることができる点です。私自身も、研修した科はどれも魅力的で、自分の視野を広げることができたと感じています。
 2つ目は研修医の多さです。1年目16人、2年目16人の計32人の初期研修医が勤めており、石川県内ではトップクラスの人数かと思います。お互いに学びを共有し、時には同じ診療科ローテで切磋琢磨して楽しみながら研修することができます。大変なときに話をできる同期や先輩医師の存在は本当に心の支えになります。また、プライベートでも旅行やご飯に行くほど仲を深められ、休日などの日常生活においても充実します。
 3つ目は経験できる症例の数と質です。石川の中心を担う総合病院だけあって、多くの症例が集まり、それらを教育熱心な指導医の先生と一緒に診ていくことで得られる学びはとても大きいです。研修医の数以上に症例数が多いので、皆が等しく経験を積むことができます。当院では研修医に救急外来の当直を診させてもらえるので、その中で様々なケースへの対応を身につける事もできます。もちろん、救急科の先生にいつでもコンサルできる環境が整っているので、安心して診療に臨むことができます。
 以上、ほんの一部分の魅力に過ぎませんが、少しでも当院の良さを感じていただけたら幸いです。是非、一度見学に来てください。皆さんとお話できることを楽しみにしております。

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