初期臨床研修

救急科

人間力の鍛錬! 
将来の進路に関係なく、患者やスタッフに信頼される医師を目指します。

指導医からのメッセージ

救急外来入口 救急といって、皆さんはどんな印象を持たれますか? 「救命病棟24時」や「コードブルー」などドラマのような、かっこいいイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。でも、現実は・・・。決して派手ではありません。逆に泥臭いのが救急医療です。
 一分を争うショック状態の患者もありますが、「3日前から微熱が」「眠れないのですが」といった事で夜間受診される患者も決して少なくありません。当院救急では基本、診療をお断りしないのでいろんな患者さんに出会えます。
 その中で、如何に知識が大切かを学べるでしょう。そして「知識だけではつとまらない」ことにきっと気づくと思います。医療、特に救急医療は人間力が勝負です。当院で2年間研修すれば、どこに出ても恥ずかしくない人、となることをお約束します。

科の特徴

新しいスタイル、「北陸型」ER
 当院救急外来の年間症例数は約18,000例、うち救急搬送件数は約3,200件と都会の病院と比べれば、決して多い数ではありませんが、地方の病院としては数・質ともに充実していると思います。
 一次〜三次救急まで全てを診察し、各診療科と協力して治療を行い、必要な際は、救急科で入院患者も担当します。三次救急しか診ない都会型の救命センターでもなく、入院患者は診ないいわゆる北米型ERでもありません。私たちは「北陸型」ERと呼んでいます。
 また、ドクターカーも配備され、近隣消防からの要請により、現場出動も行っています。

研修内容

当科の研修目標は、

  1. 専門医に引き継ぐまでに何をすべきか理解する。
  2. 「見逃し」を防ぐため、最低限すべきことを理解する。
  3. チーム医療を実践する。

です。

 そのために、研修医はもちろん、他診療科医師、看護師や救急隊の方々とも症例検討会、実技研修会を繰り返し開催しています。特に、チーム医療の実践は救急医療の肝と考えています。

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