看護部について
専門・認定看護師の紹介

専門職としてやりがいを感じながら患者さんに寄り添う看護ケアを提供しています

専門看護師(2025年3月1日現在)4名

専門看護分野(名)

がん看護専門看護師3
災害看護専門看護師1

認定看護師(2025年3月1日現在)23名

認定看護分野 A課程(名)

集中ケア認定看護師1
新生児集中ケア認定看護師1
皮膚・排泄ケア認定看護師2
がん化学療法看護認定看護師2
手術看護認定看護師1
感染管理認定看護師3
乳がん看護認定看護師1
がん性疼痛看護認定看護師1
慢性呼吸器疾患看護認定看護師1
小児救急看護認定看護師1
緩和ケア認定看護師1
摂食・嚥下障害看護認定看護師1
がん放射線療法看護認定看護師1
慢性心不全看護認定看護師1
認知症看護認定看護師2
糖尿病看護認定看護師2

認定看護分野 B課程(名)

クリティカルケア認定看護師1

精神科認定看護師(2025年3月1日現在)1名

認定看護分野(名)

精神科認定看護師1

特定行為研修修了者数(2025年3月1日現在)3名+4名(見込み)

特定行為
侵襲的陽圧換気の設定の変更
非侵襲的陽圧換気の設定の変更
人工呼吸器がなされている物に対する鎮静薬の投与量の調整
人工呼吸器からの離脱
持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整
脱水症状に対する輸液による補正
インスリンの投与量の調整
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連(見込み)
創傷管理関連(見込み)
経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整(見込み)
直接動脈穿刺法による採血(見込み)
橈骨動脈ラインの確保(見込み)
抗けいれん剤の臨時の投与(見込み)

メッセージはこちら

キャリアアップ

がん看護専門看護師

新人の頃から若い血液がんの患者さんに関わる機会が多くあり、当時は患者さんが不安に思っていることをただ聞くことしかできず、無力だったことを今でも思い出します。その経験が今の自分を突き動かす原動力になっています。また、様々な年代のがん患者さんに関わる中で、地域・社会・学校・家庭でそれぞれの役割を果たし、その人らしく生きていくために、自分には何ができるだろうと考え、専門看護師の資格を目指し取得しました。

クリティカルケア認定看護師

急性かつ重篤な患者さんやその家族が、短時間で多くの重大な選択を迫られ、悩んでいる場面に多く遭遇し、そのたびに心理的サポートに対する知識不足を痛感しました。また救急外来では迅速な判断が求められ、知識と技術不足を感じることも多くありました。患者さんやその家族が感じる不安を少しでも軽減し意思決定ができること、診療の遅延が無いよう診療補助ができるようになりたいと感じ認定看護師の資格を目指し取得しました。

実践

がん看護専門看護師

化学療法室では、1日40~50件の外来化学療法を実施しています。患者さんが安心して安全に治療を受けられるように、医師や薬剤師などの多職種と連携しながら投与管理や副作用対策を行っています。また、外来での限られた時間の中で患者さんの症状や気がかりに応じてサポートしています。

がん放射線療法看護認定看護師

放射線治療室では1日に40件程度の治療があり、根治から症状緩和、緊急照射など目的に合わせた医療を実施しています。患者さんが治療を完遂できるよう放射線に対する不安な気持ちに寄り添い、治療環境を整え、患者さん自身が症状を予測して日常生活を送れるよう支援するなど、多職種で対応しています。

手術看護認定看護師

術後早期回復の促進や疼痛管理を中心に、医師や多職種と協力し、手術前から退院後まで一貫したケアを提供できるよう活動しています。術後の患者さんの笑顔を見るたび、この仕事のやりがいを実感しています。

慢性心不全看護認定看護師

心不全の患者さんが、再入院をすることなく安心して退院後の生活を送ることが出来るように、患者さんと家族のセルフマネジメント能力の向上を目指しています。心不全チームの一員として、病棟スタッフと共に取り組んでいます。

精神科認定看護師

身体的な苦痛や慣れない入院生活、予後の不安など、様々な苦痛により精神症状が出現している患者さんのケアを行っています。患者さんへのかかわりで意識していることは、焦らずゆっくり待つ姿勢でいること、会話中の仕草や言葉の端々に違和感がないか注意を払うことなどです。精神科リエゾンチームのカンファレンスでは、精神症状が出現した背景を考察し、患者さんにとっての安心や安全はなにかを考え、必要なケアが行われるよう調整しています。

現任教育

感染管理認定看護師

病院内の患者、家族、職員などのすべての人を感染から守るために研修、指導をしています。新人研修では、感染対策委員と個人防護具の着脱訓練や、標準予防策、経路別予防策の研修を実施しています。また、定期的に病棟に出向いて、手指衛生遵守に向けて指導をしています。

摂食嚥下障害看護認定看護師

食べることは生きること、「食べる力を失わせない!」をモットーに、1人でも多くの患者さんが、少しでも長く安全に食べ続けられるように支援しています。
新人研修では、口腔ケア・食事介助・経管栄養の講義と演習を行っています。また、各病棟の特殊性に応じて勉強会を行い、口から食べる喜びを最後まで諦めないように取り組んでいます。

糖尿病看護認定看護師

日々、患者さん一人ひとりの生活に合わせたケアを提供しています。新人研修では、糖尿病看護やインスリン治療の基本的な知識の講義や演習を行っています。所属する病棟で実践や患者指導などを習得できるよう支援しています。